「今の家賃レベル」でどんな家が建てられる?無理のない家づくりはきちんと計画すれば可能です
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「今の家賃レベル」でどんな家が建てられる?無理のない家づくりはきちんと計画すれば可能です

2025年5月23日

「家を建てたいけど、今の家賃より高くなるなら無理かも……」と感じていませんか?

月々の住宅ローン返済は、たしかに不安要素のひとつです。けれど実際には、「今払っている家賃」と同じくらいの金額で建てられる家もあります。そして、家賃と違って“自分たちの資産”になるのが、持ち家の大きな魅力です。

今回は、「今の家賃でどこまでの家が建てられるのか?」という視点から、家づくりをもっと現実的に、身近に考えるヒントをお届けします。

◆家賃と住宅ローン、何が違う?

家賃と住宅ローンの毎月の支払い額が同じでも、大きく異なるのは「お金の行き先」です。

・家賃:払い続けても手元には何も残りません。大家さんのローン返済を手伝っているようなものです。

・ローン:返済し終われば“自分たちの資産”になります。将来的には売却や相続など、資産として活用することも可能です。

つまり、家賃は「借りている権利」への支払い、ローンは「家という資産」への投資です。どちらも毎月の出費ですが、10年後、20年後に残るものが大きく違います。

加えて、賃貸住宅では家賃の値上げリスクや契約更新料、家賃保証料などの負担もあります。一方、持ち家は月々の支払いが安定しやすく、長期的に安心して暮らせるのも魅力です。

家賃と住宅ローンの毎月の支払い額が同じでも、大きく異なるのは「お金の行き先」です。

・家賃:払い続けても手元には何も残りません。

・ローン:返済し終われば“自分たちの資産”になります。

つまり、家賃は「借りている権利」への支払い、ローンは「家という資産」への投資です。どちらも毎月の出費ですが、10年後、20年後に残るものが違います。

◆今の家賃で建てられる家って、どんなレベル?

たとえば、毎月の家賃が8万円〜10万円の場合、住宅ローンに換算すると、おおよそ3,500万〜4,500万円の借入が可能です(※借入条件や金利によります)。

この金額感で建てられる家の実例としては、

・32坪の暮らしやすい平屋住宅(LDK+3部屋+収納)
・35坪の2階建て住宅(3LDK+ウォークインクローゼット+ファミリークローゼット)
・土地+建物セットで3,500万円台の郊外型住宅(駐車場2台分・庭付き)

選ぶ土地や仕様によっても大きく変わりますが、「家賃レベルの予算」で快適な暮らしを叶えることは十分可能です。

また、持ち家にすることで「室内を自分好みにカスタマイズできる」「ペットと一緒に暮らせる」「子どもの声や足音を気にしなくていい」といった“暮らしの自由度”が大きく変わる点も魅力です。

たとえば、毎月の家賃が8万円〜10万円の場合、住宅ローンに換算すると、おおよそ3,500万〜4,500万円の借入が可能です(※借入条件や金利によります)。

土地条件にもよりますが、この総額(土地+建物)でFORTで建てられた家の例としては、

・32坪の暮らしやすい平屋
・35坪の3LDK+収納スペース+ガレージの十分な2階建て

など様々です。

つまり、「今の家賃でも家が建てられる」というのは、決して夢物語ではなく、しっかりと現実味のある話なのです。

◆家賃と違って、家には“性能差”がある

賃貸では、住まいを自由に選べないことも多く、建物の性能に関する情報もほとんど得られません。そのため、「冬は底冷えする」「夏は2階が暑すぎる」といった悩みを我慢しながら暮らしている方も多いのではないでしょうか?

一方で、注文住宅では断熱・気密といった性能を自分たちでしっかり確認し、選ぶことができます。

「夏でもエアコン1台で涼しい」
「朝起きても足元が冷たくない」
「家事動線がよくてストレスが減った」

このような快適さは、“性能の見える化”ができる注文住宅ならではのメリットです。

さらに、断熱性が高い家では光熱費も削減でき、10年・20年と暮らすうちに経済的なメリットも蓄積されていきます。見た目だけでなく「中身で差がつく」のが、家づくりの本質です。

賃貸では、住む家を自分で選べないことも多く、断熱性や間取りに不満がある方も少なくないはず。

一方で注文住宅なら、「夏は涼しく、冬は暖かい」「生活動線が考えられていて、家事がしやすい」といった、暮らしの快適さも自分たちの手でつくれます。

また、断熱性や気密性が高い家なら、光熱費も抑えられるので、トータルで見ると「家賃並みの支出で、もっと快適な暮らし」が手に入る可能性も。

◆将来を見据えて、家賃とローンを比べよう

家賃は払い続けても資産にはなりませんが、住宅ローンは返済を重ねることで「自分たちの資産」になります。

さらに注目したいのが、“住宅ローン控除”です。これは、住宅ローンを利用して家を建てた場合、13年間にわたってローン残高の0.7%が所得税や住民税から控除される制度です。

条件によりますが、約200万〜300万円の税金が戻るケースも多く、家を持つことによる経済的メリットのひとつになっています。

また、家賃は年々上がることがあっても、住宅ローンは固定金利であれば将来まで支払い額が変わりません。

たとえば、月9万円の家賃を50年間払い続けたとすると、総額はなんと5,400万円。この金額を支払っても、最後には何も残りません。

でも、持ち家なら同じ月9万円の支払いでも、30〜35年でローンを完済し、その後は家賃が不要になる上に“家”という資産が手元に残ります。さらに、断熱性の高い住宅であれば、冷暖房費も抑えられるため、光熱費の節約にもつながります。

◆資産価値がある家だからこそ、未来に選択肢が増える

家を建てるとき、多くの人は「一生住み続ける」前提で考えるかもしれません。でも、人生は想定外の連続です。子どもの独立、転勤、介護、老後の暮らしなど、暮らし方が変わるタイミングがいつか必ずやってきます。

そんなとき、価値ある家を持っていれば、“住み替え”や“売却”といった選択肢が取れるようになります。たとえば、定年後にマンションに住み替えたい、街なかへ移りたいと考えたとき、自宅を売却し、その資金を新しい暮らしに活かすことができます。

実際、30年後に「家を売る」という発想は、購入時点ではなかなか想像しにくいかもしれません。でも、資産価値のある家は、家族のライフスタイルが変わったときに「柔軟に動ける力」になります。

逆に、資産価値が残らない家だと、売りたくても売れない、住み替えたくても二重ローンになってしまう、といったリスクも。

だからこそ、「将来の売却や住み替えまで見据えた家づくり」が、結果的に家族の自由度を高めてくれるのです。

 

「今の家賃」で、実はもう家が建てられるかもしれません。

同じように毎月支払うお金でも、家賃は“消えていく出費”。住宅ローンは“自分たちの資産”として積み重なっていく投資です。

住宅ローン控除や資産価値、将来的な住み替えの可能性まで考えれば、持ち家は「暮らしを支える力」になる存在です。

暮らしの快適さ、将来の安心感、そして「家族の居場所」を、自分たちでつくるために。

まずは、「今の家賃でどこまでできるか?」を知るところから、家づくりを一歩前に進めてみませんか?