設計士とつくるデザイン住宅FORT

はじめまして。FORTの代表の中村亜樹と申します。
私は、FORTを設立する前はグループ会社の花菱不動産にて、中古住宅の取引に長年携わらせていただきました。

その経験の中で、メーカーの家といえども断熱欠損が多かったり、施工不良が多かったりと本当の意味で品質のよい中古住宅に巡り合うことはほとんどありませんでした。また、ローンが払えずに家を売却せざるを得ない、任意売却に携わることも多く、幸せになるために家を買うにもかかわらず、結果的に幸せになれない家づくりを多く目の当たりにしてきました。

そのような経験から、当社では住宅性能にこだわり、夏涼しく、冬暖かい、快適なお家を提供しております。加えて、コストパフォーマンスのよい家づくりにもこだわり、住宅業界に蔓延する無駄なコストを省くこと、購入したお家のランニングコストを省くことにもこだわり、住宅ローンがお客様にとって大きな負担とならない努力を重ねております。

上記のことを念頭に、当社においては4つのコンセプトを重視した家づくりをご提供いたします。
それが「堅固性（FORT）」、「快適性（coｍFORT）」、「企業努力（efFORT）」、「資産価値（FORTune）」です。社名のFORTはこの４つの言葉に含まれる綴りから採っております。

まず「堅固性」ですが、中世ヨーロッパのお城が現在でも美しく、頑強な状態で残っていますよね？そんなお家づくりを目指したいと思っております。

そして、2番目に「快適性」。
最近では、この業界も「性能」という言葉が当たり前になってきました。いわゆる「温熱環境」にあたる表現ですが、高気密高断熱に加えて、換気システムや樹脂サッシなど世界では当たり前に使われている技術を駆使して、夏涼しくて、冬暖かい、住まう人が過ごしやすい家づくりをしております。結果的にランニングコストも少なくなり、生涯コストが少なくなる、本当の意味でのローコストな住宅をご提供しております。

次に「企業努力」ですが、残念ながら日本の住宅業界のレベルは世界基準と比べて大きく劣っています。ですので、しっかりとした世界基準の資材、施工方法などの研究とともに、いかに安くお客様にお渡しできるかのコストパフォーマンスにもこだわり、良質なお家をリーズナブルにご提供していきたいと思っております。

最後に、「資産価値」です。
上記３つの考えで作られたお家は、30年で倒さなければならない従来の家づくりとは違う、「資産価値」の高い住宅となります。建物自体もそうですが、デザインにも耐久性があります。普遍的なデザインかつ、住宅に湿気を滞留させない工法を採ることで、50年、60年と住宅の耐久性が高まっていくと言われております。
お家を建てるときに、売ることを考えて作る人や会社はまずありませんが、これも不動産業界に携わってきた、私ならではの考え方かもしれません。将来、お子様やお孫さんがご実家を手放されるタイミングで、手にするお金は多い方がよいですよね？手にする金額が倍くらいは変わってくると思われます。
不動産はいつか手放すものです。アメリカの人たちは一生のうちに7回家を買うと言われていますが、将来日本もそんな形になるように国自体も舵を取り直し始めました。そんな将来も見据えながら、お家を購入するときにしっかりとご家族の将来を考えた家づくりに取り組むことを、お客様にも一緒に考えていただきたいと思っているのです。