初めての家づくり、何から始める?vol.4「家を買うベストタイミング」|岡山・倉敷・福山の注文住宅ならFORT建築設計
スタッフブログ

初めての家づくり、何から始める?vol.4「家を買うベストタイミング」|岡山・倉敷・福山の注文住宅ならFORT建築設計

2020年9月2日

こんにちは、浅野です。いつもはFORTに来店されるお客様へ、家づくりの資金や土地、間取りについてなどの無料相談を担当しています。

シリーズでお伝えしてきました「初めての家づくり、何から始める?」。
vol.4のテーマは「家を買うベストタイミングを見極める」です。

「子どもが小さいうちに」や「買いたいと思った時が買い時!」などいろんな情報がありますが、家は一生に一度の大きな買い物です。もう少し具体的に、経済面から事実とデータに基づいて、家をいつ買うべきかを考えてみましょう。

 

◆そもそも賃貸と新築、どちらがお得か?

家の購入を考えたとき、この疑問を感じて立ち止まってしまう方が多いようです。まずは賃貸と新築の費用面の違いを見てみましょう。

<賃貸の場合>
35歳まで家賃7万円、55歳まで10万円、80歳まで7万円と仮定すると「生涯の住宅費用は5,400万円」

<新築で家を建てる場合>
30歳で3,000万円の家を金利1%の35年ローンで購入し、年額10万円の固定資産税を支払うとすると、「住宅購入費と固定資産税の合計は4,100万円」

こうしてみると、新築で住宅を購入するほうが700万円の得になります。

これで、自信をもって新築購入を選べるのではないでしょうか?では本題の、いつ買うのがいいのかについて考えていきましょう。

 

◆新築購入は頭金を貯めてからがいい?

こちらもよくいただく質問です。先ほどの新築購入と同じ条件で頭金有りと無しで比較してみましょう。

<今、頭金ゼロで購入する場合>
住宅購入価格3,000万円+金利1,100万円=4,100万円

<頭金240万円(月4万円×5年)を貯めてから購入する場合>
住宅購入価格3,000万円+金利1,050万円+5年間の家賃420万円=4,470万円

となり、頭金ゼロのほうが370万円安くなります。

頭金を貯めている間にも、家賃は払わなければならず、そこが大きく影響します。
また同じ35年ローンを組んでも、返済年齢が頭金を貯めている間の5年分繰り下がってしまうことからも、頭金ができるのを待つ必要はなさそうです。

 

◆ランニングコスト等から考える

<光熱費>
最近の高性能住宅は気密性の高さなどから冷暖房効率が格段に良く、月々の光熱費は賃貸住宅よりも約1万円程度安くなるという試算もでています。

<生命保険>
住宅ローンを組んだ場合「団体信用生命保険※」への加入ができ、これまで掛けていた生命保険からの切り替えをした場合、保険料が5,000円程度下がることも珍しくありません。
※住宅ローン契約者が死亡や高度障害状態になった場合、保険金でローン残高を支払うもの。残された家族はローンの負債を抱えずに住居も確保できます。

<減税>
住宅ローンを支払っている期間は、住宅ローン残高の1%が10~13年間、所得税から控除されます。
さらに最大50万円の住まい給付金も申請できます。

 

いかがでしょうか?こうしてみると家づくりは、経済面では早いほうが圧倒的にお得です。さらに新築で家を建てた場合、「自分の好みのデザインや間取りの家に住める」「古い家よりも性能が良く快適で健康的」など、数字には出てこないメリットもあります。

とはいえ、お客様の考えや人生設計などにより、それぞれのベストタイミングは違います。「今買うべきかどうか」迷われているなら、ファイナンシャルプランナーや工務店など家づくりのプロに相談し、一緒に考えていくことをお勧めします。
話し合いを重ね、悩んだ末に出た答えが、お客様一人一人のベストタイミングなのではないでしょうか。

もちろんFORTでもこうしたご相談を無料でお受けしております。どうぞお気軽にお問い合わせください。

<FORT>
TEL:086-236-9600
営業時間:10:00~19:00 毎週水曜定休
お問い合わせフォーム:https://www.fort410.com/contact/