こんにちは。設計コーディネーターの佐藤です。
夜の帰り道、やさしく灯る自宅の明かりを見てホッとすることってありませんか?
もしくは夜道で見かけたカフェの素敵な明かりに誘われて、思わず入ってみたくなったり。
照明は、デザインや明かりの色など、何を選ぶかによって室内の雰囲気をぐんと変えてしまうほどの影響力をもっています。意外と設計士やインテリアデザイナー任せになってしまうことが多いのですが、自分の思い通りに家づくりができるせっかくの機会、照明のことを知って理想のお部屋に仕上げてみませんか。
玄関、リビング、ダイニング、寝室それぞれのお勧め照明をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【玄関】帰宅時に自動で照らしてくれる「人感センサー付きライト」
夜、誰もいない家に帰宅すると、室内は真っ暗。玄関に脱いである靴につまずいたり、段差が見えなくてひやりとしたり、なんて経験はありませんか。
そこでお勧めなのが「人感センサー付ダウンライト」です。玄関に入ると自動で点灯してくれるので、両手に荷物をたくさん抱えていても大丈夫。さらに自動的に消灯するので、消し忘れがないのも魅力です。点灯時間や、反応してほしい範囲を設定できる商品もあり、とても便利です。
【リビング】落ち着いた明かりで空間を包んでくれる「間接照明」
以前のリビングでは、明るい蛍光灯のペンダントライトやシーリングライトが主流でした。細かい文字などが見やすくていいのですが、リビングには「明るさ」よりも「落ち着く雰囲気」を大切にしたいと、間接照明を利用する方が増えてきました。直接明かりが降ってこないので眩しくなく、空間全体を柔らかな明りで包んでくれます。スマホやリモコンで調光できるものがありますので、本を読んだり細かい作業をしたりするときは明るく、リラックスするときは暗くするなど、シーンに合わせて使えます。
【ダイニング】お部屋を一気にオシャレに格上げしてくれる「ペンダントライト」
ダイニングには、なんといってもペンダントライトがおしゃれです。少し低めに吊るすことで食卓を明るく照らしながらもさほど眩しさを感じない、そんな理想の雰囲気を作ってくれます。ダイニングに吊るすペンダントライトの高さは、テーブルの広さにもよりますが60~80センチぐらいがいいとされています。「私が家を建てたらこれにしたい!」と思っているのが写真で紹介している「HERE COMES THE SUN」。ビートルズの曲名から名付けられました。1つの照明に2つの役割をもつ光があり、1つはテーブルを直接照らし、もう1つはシェード中央からの間接光が、テーブルまわりの空間をやさしく照らしてくれます。
【寝室】思いっきり自分好みにしてみるもの素敵「フロアライト」
せっかくのプライベート空間である寝室。個性的な照明で、自分好みの空間に仕上げるのも素敵です。写真の照明は、moooiの折り紙の鳥をモチーフにしたフロアライト。くちばしの真鍮の重みでゆらゆら揺れる、優雅で美しい照明です。このフロアライトの優しい光の中で、寝る前の読書タイムをゆっくり楽しむなんて、最高に贅沢だと思いませんか?
このほかにもおすすめの照明はまだまだあります。興味のある方は、お気軽にFORTまでご連絡ください。
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