こんにちは、設計士の中村です。
家づくりの予算を考える際、意外と見落としがちなのが「ランニングコスト」。
ランニングコストは建てた後に継続的にかかるものなので、積み重なると意外に大きな額になり、家計や暮らしを圧迫します。
あらかじめ「土地代を含む建築費」と「ランニングコスト」を合わせた額が総予算と考えることをオススメします。
では具体的に、家のランニングコストとは何があるでしょう?
まずその一つ目が「光熱費」です。
建築予算を安く抑えるために断熱性や気密性を下げてしまうと、建てた後にかかってくる光熱費に苦しむことも。例えばひと月に1万円の差だとしても、1年で12万円、30年で360万円にもなってしまいます。高断熱にかかる初期費用は、家の大きさにもよりますが、一般的には100~150万円程度なので、たとえコストをかけてでも高断熱の家づくりをするほうがよさそうです。またエアコンの使用頻度や使用時間が減ることで、エアコンへの負荷が減って長持ちするので、交換コストも抑えられます。
二つ目は「金利」です。
これも月々の支払いに付随してくるもので、大きな負担になりかねません。こうした金利を抑えるためには、まず大きなローンを組まないことが大切です。ご家族それぞれの収入と支出を見極め、無理のない予算組をする必要があります。またローンといってもいろいろな種類がありますし、返済方法によっても金利や総返済額は変わってくるので、ローン選びはとても重要です。
FORTでは、賢くローンを選ぶためのアドバイスや、お客様に無理のない予算組みをするための「ライフプランシミュレーション」を行っています。
「ライフプランシミュレーション」はお客様の現在から85歳までの、人生と暮らしにかかわるお金の動きをシミュレーションするファイナンシャルプランニングです。お客様のご家族構成や収入や支出、将来かかる進学費用などから、家づくりの適正予算を導き出します。こうすることで無理なローンに苦しまなくて済みますし、生涯のお金への不安も軽減できます。
家はご家族が幸せに暮らしていかれるために建てるもの。ランニングコストやローンで苦しむようなことにならないよう、適正予算を把握して賢い家づくりをしましょう。
「家を建てたいけど費用が心配」「自分たちにとって無理のない家づくりの予算は?」などご不安や疑問をお持ちの方は、ぜひFORTでこの「ライフプランシミュレーション」を受けてみてくださいね。
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